ZOO 暴走地区【Netflix】
ZOO 暴走地区
あらすじ
地球を席巻する人間に対して動物たちが激く攻撃をし始める。
生物学者、ジャーナリスト、高度学専門家、病理学専門の獣医らがチームを組み、その謎を解こうとする。
全米で400万部を売り上げたジェームス・パタースンの同名ベストセラー小説をテレビシリーズ化した作品。
動物の暴走というリアルな脅威を壮大なスケールでスリリングに描写している。
こんな人におすすめ
メインキャラクター
ジャクソン・オズ
俳優;ジェームス・ウォーク
日本語声優;高橋英則
動物行動学者、サファリ・ガイド。
死んだ父が動物たちの異常行動について調査していた。
しかし、父はその学説を学会から否定され追い出された。
ジャクソンは子供の頃からそんな父の調査に同行していた経験がある。
ジェイミー・キャンベル
俳優;クリステン・コノミー
日本語声優;中村千絵
LAテレブラグのジャーナリスト
動物たちの異常行動の原因がある会社が使っている農薬にあるのではないかと疑い、調べている。同じ会社の影響で母親が病気になったと確信している。
エイブラハム・ケニアッタ
俳優;ノンソー・アノジー
日本語声優;三宅健太
ジャクソンの親友であり同僚。
クロエ・トゥシェニョン
俳優;ノラ・アルネゼデール
日本語声優;沖佳苗
フランス対外治安総局の分析官。
チームのリーダーとして動物たちについて調べることになる。
ミッチ・モーガン
俳優;ビリー・バーク
日本語声優;斧アツシ
動物の細胞組織の研究を専門とする獣医師
ジェイミー・キャンベルに協力させられ、動物たちの異常行動について調べ始める。
感想(私見のみネタバレあり)
世界中の動物たちが、人間に反旗を翻すストーリーを実写ドラマで見られます。
犬や猫だけでなく、ライオンなどの猛獣も見られるます。
猛獣系はCGを使って動物を描いている場面もありますが違和感はすくないと思います。
シーズン1に関しては動物はほとんどCG使っていなさそうですね。どう合成してるのでしょうか?猫科の大型獣や熊もすごくリアルです。
テーマは「動物の反逆」ということで、野生動物と人間の関係について考えさせられます。
動物、昆虫が徒党を組んで人間を襲おうとすれば、人間に勝ち目はない。
しかも、人間の最大の武器とも言えるテクノロジーの弱点をついてくれば…
一緒に住んでいる飼い犬や猫が突然凶暴化したら…
動物たちは急速に進化し、お互いが交信しあえたり、群れを作らないはずの種が群れて人間に対抗してきます。
私的には、人間の言葉を理解したり、人間と意思疎通をする動物が出てこないことにちょっとがっかりしてしまいました。
ストーリーとしては一貫して動物vs人間です。
人間側では動物を守ろうとする動きもありますが、
動物側からは人間は完全に敵で、人間の姿があれば襲ってきます。
人間がいないと生きられない、家畜などから人間側に味方する動物が現れてもいいと思うのですが…
だって人間がいなくなったら、野生で生きていけないはずですよ、犬とか猫とか。
しかし、そうはならず、家畜さえ人間をひたすら襲ってくるという設定です。
私としてはがっかりですが、スリラードラマとしては正解なのでしょう。
全ての動物たちが人間を襲ってくる。
理由はわからない。
止める方法もない。
という方が怖いですから。
主人公たちのチームはその動物たちの突然の凶暴化の原因を突き止め、治そうとします。
ですが、襲ってくる動物たちを皆殺しにする計画が持ち上がります。
動物の治療法を探しつつ、虐殺計画も止めなくてはなりません。
計画実施までのタイムリミットまでに、動物たちを治せるのか。
締め切りがあることで、よりスリルが増します。
こういうチームもののドラマはメンバーのキャラクター分けをきっちりできているかで面白さが決まってくると思います。
ですが、正直個人的には「このキャラクターがスキ」と言えるほどのキャラクターはいないんですよね。
あえてあげるとしたらミッチ・モーガンとクロエ・トゥシェニョンが知的な面でストーリーを進めてくれるので好きです。
特にミッチは、意外と重要キャラクターです。
偏屈な獣医。というキャラクターはチームの五人の中では、わかりやすい設定のキャラクターで好感が持てます。
私としては、ミッチがいなかったら、最後まで見れなかったかもしれません。
後々にはかなりストーリー的にも気になるポジションになって来るので、ミッチに注目してみてもらえると、楽しめます。
ジャクソン・オズの「父親の研究内容探し」とジェイミー・キャンベルの「大企業への復讐」は感情的にストーリーを引っ張ってくれています。
ですが、私はあまり感情移入できなかったです。
この二人に感情移入できれば、もっと楽しめたのだと思います。
元々、自分の考えだけで、周りを巻き込んで突っ走る、ジャック●ウワー系のキャラクターが好きではないからでしょう。
感情移入できなくても俯瞰でストーリーを楽しめる方や
無理や無茶を押し通すキャラクターが好きな人には楽しめると思います。
そして、完結していますが、続きが気になるところで終わってます。
何も解決してないどころか、新たな問題発生したまま終わっているので、広げた風呂敷を畳まず放置された状態です。
海外ドラマには多い、終わり方のようです。
Netflixで配信されているので、その評判が良ければ、Netflixオリジナルとかで続きが作られることはあるのかも。
ただ、動物たちの動きやCGお金かかるだろうなぁ。お金かか流でしょうから期待しないで待っている方がいいかもしれません。
評価(おすすめ度・スキ度)
おすすめ度⭐️⭐️☆☆☆
動物と人間の関係に興味が元々ある人は見ると、考えさせられるものがあるかも。
個人的には対象年齢は10代のイメージです。少年少女の心をお持ちの方はぜひ。
大人で、しっかり作り込まれたドラマが好きな人にはおすすめしずらい。
一応完結していますが「完結」というより「続きは出ません」というおわり方なので、そこは理解して見てほしいです。
私的スキ度❤️♡♡♡♡
大好きなキャラクターが見つからなかったので、あまり 感情移入できなかった。
生物好きの私としては、動物が人間を襲う理由がイマイチ納得できないところがあった。
動物やCGを駆使してドラマが作られている作品は他には少ないと思うので、そこに興味のある方はぜひご覧くだいさい。
情報一覧
制作国 |
アメリカ🇺🇸 |
ジャンル |
スリラー |
作成年 |
2015ー2018(完結) |
シリーズの長さ |
シーズン3 |
話数 |
39話 |
各話の長さ |
42分 |
オリジナル言語 |
英語 |
日本語 |
吹き替え🈶 |
英語 |
オリジナル |
その他の言語 吹き替え |
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その他の言語 字幕 |
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見られるサブスク |