動画感想をつづるブログ

海外ドラマを中心に、サブスク動画の感想を書いています。参考にして頂けますと幸いです。

スーパーナチュラル【Netflix】【Amazon】【U-NEXT】【Hulu】

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あらすじ

 ディーンとサムのウィンチェスター兄弟が、アメリカ合衆国各地を旅しつつ、超自然的存在(幽霊や悪魔やモンスターなど)をハンティングする、ホラー・アクション・サスペンスドラマです。

基本は1話完結のオムニバス形式のドラマとなっています。

毎回、超常現象の兆しを見つけては、その元凶を退治していく。

その一方で二人の主人公たちの過去や宿命にまつわる連続ドラマとなっています。

シーズン1は父親探しの旅でもあり、母親を殺した「黄色い目の悪魔」を探す旅となっています。

シーズンを重ねるごとに悪魔やモンスターだけでなく天使や神の存在も明らかになる。

シーズン1と2ではディーンの声は井上聡、サムは成宮寛貴がそれぞれ担当したが、評判が悪く、シーズン3以降はディーンは東地宏樹、サムは内田夕夜に変更された。

シーズン1と2のBlu-ray版では既存の吹き替えに加え、東地・内田による新録版も収録されている。

 

こんな人におすすめ

  • ホラーアクションドラマが好きな人
  • 相棒もの、兄弟ものが好きな人
  • ファンタジー作品が好きな人
  • 英語を勉強している人
  • 1話完結のドラマが好きな人
  • 少年漫画が好きな人

 

メインキャラクター

ディーン・ウィンチェスター

 

俳優;ジェンセン・アレクス

日本語声優;井上聡(シーズン1.2)東地宏樹(シーズン1−15)

 

魔物や妖怪などを退治するハンター。

幼少より父親からハンターとして訓練を受けており、銃器の取り扱いなどに長け、肉弾戦も強い。

一見、女好きな遊び人風。弟サムに対して悪戯を仕掛けるなどナンパに見えるが、根は正義感あふれる熱血漢である。

幼い頃、母メアリーが死亡した際に父ジョンから「弟を守れ」と言われたことに強く影響されており、弟に対して責任感が強い。

家族間の信頼関係を最も重要視している。

愛車は1967年モデルのシボレー・インパラ。

 

サム・ウィンチェスター

俳優;ジャレッド・バダレッキ

日本語声優;成宮寛樹(シーズン1.2)内田夕夜(シーズン1−15)

ディーンの4歳下の弟。

兄ディーンとは対照的な、真面目で博識な常識人。

父や兄と一緒にハンター家業をしていたが、その生活に疑問を持ち「普通」の学生生活を送っていた。

恋人のジェシカが悪魔に殺されたのをキッカケに、ハンター生活に戻る。

兄同様、幼少期からハンターとして訓練を受けていることから肉弾戦も強く、超常的存在に対しての知識も豊富。

 

カスティエル(通称;キャス)

俳優;ミーシャ・コリンズ

日本語声優;津田健次郎

シーズン4より登場する、天界からやってきたトレンチコートを着た天使。

ディーンを助けるために使わされた。また、サムが魔王の側に堕ちないよう阻止するようにと忠告している。

登場当初は他の天使同様に、人間を思いやる事のない傲慢な面があった。

だが、徐々に神や天使の役割に疑問を持つようになっていく。

 

 

 

個人的に注目してほしいキャラクター

クラウリー(別名;十時路の取引王)

 俳優;マーク・A・シェパード

シーズン5より登場する悪魔。

悪魔らしく、嘘をつくことになんの躊躇もないが、契約事に関しては真摯に守ることを

心情としている。

ユーモアな一面もあり、交渉の達人である。

狡猾かつ、したたかにウィンチェスター兄弟を利用しようと画策する。

 

 

チャーリー・ブラッドベリ

俳優;フェリシア・デイ

日本語声優;安藤瞳

シーズン7より登場。ノーマンプライズでエンジニアとして働いていた、天才ハッカー

チャーリー・ブラッドベリーという名前は本名であるかは謎。

ファンタジー好き。 サムとディーンと出会い、彼らの事件に巻き込まれるが、それを冒険のように楽しんでいる。

ディーンいわく、チャーリーは「心のどこかでずっと探していた妹」のような存在。

 

ベッキー・ローゼン

俳優;エミリ・パーキンス

日本語声優;本美奈子

シーズン5から登場する。

預言者チャックが書いた、サムとディーンの小説「スーパーナチュラル」の熱狂的ファン。

小説が現実のものと知り、現実のサムとディーンに会えてかなり興奮する。

 

 

 

感想(私見のみ、ネタバレあり)

映画のような映像のホラーアクションドラマです。

ファンタジーやオカルト系の実写ドラマはチープさの出やすいジャンルだと思います。逆にいえばお金のかかるジャンル。

日本で作るなら、実写ではなくアニメにして欲しいと願うジャンルです。(ちなみにスパナチュは日本でアニメ化されています。)

 

そんなジャンルのドラマですが、このドラマは出てくる幽霊や化け物たちにチープさをそんなに感じません。お金かけてます。

そのためストーリに集中して見ることができます。

 

そのほかにも、二人の兄弟が旅を続けながら狩をするというロードムービー仕立てなので、毎回違う町をおとずれる。つまりセットが毎回違う。お金かかってる…

兄ディーンの愛車、インパラさんは何台壊れたんだろうか…お金…

お金、お金と、お金のことばかり言うのは、私がお金が好きだからですが、決してそれだけではありません。

お金がかかるからこそ、国内のドラマでは見られないスケールの映像が見られます。

製作費が大きいことは海外ドラマの大きな魅力ですよね。視聴者の全体数が多いですから。

漫画やアニメのような世界観を実写で見られるドラマは貴重です。

 

 

父親を探す兄弟の旅から始まるシーズン1は特にオカルト、サスペンスホラーの印象が強いです。

画面全体の彩度も低くて陰鬱な空気感を演出していて、まさにホラー映画の雰囲気です。

ですが、シーズンが進むにつれ、ファンタジーの要素が強くなっていきます。

 

「こんな人におすすめ」のところで、少年漫画が好きな人におすすめと書きました。

その理由の一つはこのオカルト、ホラー、ファンタジー要素が強いことです。

ですが、少年漫画好きに見て欲しい、最大の理由は「父親探し」という、シーズン1のテーマがあるからです。

この「父親探し」というテーマが、とっても少年漫画っぽい。

少年漫画の主人公はだいたい父親を探している(自論です)

少年漫画だけではないかもしれません。ハリーポッターだって、父親がどんな人物かを知りたがっています。

スターウォーズ」も多分そんな話だった。

世界中の息子は、父親を探していると言っても過言じゃない。(自論です)

 

あなたの好きな少年漫画を思い出してください。

その主人公が父親や出生の秘密を探していたら、 すぐにこのドラマを見始めるべきです。損はしません。

 

アメリカ製作のファンタジーは、勧善懲悪的なストーリーの場合が多くて、そう言うの興味が湧かないという人もいるでしょう。

主人公がスーパーヒーローすぎると、感情移入しづらい。私もそうです。

ですが、

このドラマの、主人公「ウィンチェスター兄弟」は完全な正義の人ではなく、不完全な人間として描かれています。

ポイントはこの二人の兄弟の考えがいつも対立してしまうこと。

家族の絆が一番大切だと説く兄、自立した個人として行動したい弟

ハンターを家業として生きる兄、ハンター家業ではなく弁護士を目指した弟

父に絶対服従の兄、父に反発する弟

後のシーズンでは兄は天使側、弟は悪魔側に狙われてしまいます。

兄弟であるが故に、常に対立する二人の考え方。

それでも兄弟であるが故に、共に旅をする二人。

抗えない二つの運命。

そういうの、好きな人いますよね。

知ってます。

私です。

 

シーズンを重ね、狩りを続けていくうちに、強さのインフレを起こし、話がどんどん大きくなる。そんなところも少年漫画っぽい展開です。

より強い敵、より大きな計画と運命に立ち向かう兄弟の姿は、少年漫画のあのアツい展開を思い出します。

 

個人的には、当初「ガリ勉の優男」だった弟サムがどんどん「ムキムキのマッチョ」になっていくのが好きです(俳優さんは変わってません)

↓シーズン2のサムと シーズン10のサムの比較を。

 

 

1話完結のオムニバス形式というドラマなので、1話ごとに一区切りがつき、とても見やすいです。

キャラクター分けもしっかりされているので、海外ドラマ初心者の方でも、俳優さんの見分けがつかないなんてこともないです。

 

 

女性ファンの多い作品ですので、あえてでしょうか?メインとなる女性キャラクターはいません。

ですが、たくさんいるサブキャラの中でも注目してほしいキャラクターとして

「チャーリー・・ブラッドベリー」と「ベッキー・ローゼン」をあげておきます。

チャーリーはウィンチェースター兄弟の妹分。

ベッキーはウィンチェスター兄弟(特にサム)の大ファン。

どちらも視聴者が自己投影しやすい、いいキャラクターだなと思います。

こういうキャラクターが視聴者に嫌われないようにストーリーに絡んでくるドラマはなかなかありません。

 

 

最後に推しキャラを少しだけ。

今回、私が推したいキャラクターは、「クラウリー」別名「十字路の取引王」です。

彼は道端(十字路)で人間と契約をしていた普通の悪魔ですが、最終的には「地獄の王」にまで上り詰めます。

このドラマの中で最も出世したキャラクターでしょう。

契約をしていたこともあり、悪魔のくせに契約書に忠実だったり、規律正しい性格をしているのも、ユーモラスで可愛い。 

自分の出世のために悪巧みをして、ウィンチェスターを利用する賢さもある。

シーズン5以降は、クラウリーが出世していく道のりにも注目してご鑑賞ください。

 

 

 おすすめ度・スキ度・評価

おすすめ度⭐️⭐️⭐️⭐️☆

  大抵の日本人にはと「りあえず1話だけでも見てみて!」とお薦めできます。特に漫画やファンタジー小説、映画が好きな人は一度は試してみて欲しい作品です。

  ただ、ファンタジー・オカルト要素がかなり強いので、それが苦手な人にはおすすめしづらいです。

  毎回のように犠牲者出るので、グロい、残酷な描写が苦手な人は注意が必要です。

  途中で主人公達の声優が変更になるので、吹き替え派の人は違和感がどうしても拭えないところもマイナス面としてあげておきたい。

  シーズン1から東地・内田コンビの収録を採用して いるサブスクはあるのだろうか?Netflixはシーズン2から変わりました。あれば教えてもらいたいです。

 

私的スキ度❤️❤️❤️❤️❤️

  個人的には大好きな作品。何度も見ても飽きない。

  特にカスティエルが出てきてからは、彼の行動や考え方が徐々に変わっていく様子がとても楽しい。

 またファンタジー要素も強いので現代ドラマにはない展開が楽しめます。

 

 

 

情報一覧

制作国

アメリ🇺🇸

ジャンル

ホラー

オカルト
サスペンス
アクション
1
話完結
ファンタジー
ロードムービー

作成年

2005ー2020(完結)

シリーズの長さ

シーズン15

話数

327

各話の長さ

38−45

オリジナル言語

英語

日本語

吹き替え🈶

字幕🈶

英語

オリジナル音声

字幕🈶

その他の言語 吹き替え

無し

その他の言語 字幕

無し

見られるサブスク

2020年2月時点

Netflix(シーズン1−5)

Amazon prime video(シーズン1−14)

Hulu(シーズン1−13)

UーNEXT(シーズン1−14)